XikeStor SKS3200M-4GPY2XFの故障原因調査
以前より電源オフ・オンで設定が初期状態に戻る現象が出ていたが、今回WEBコンソールからリブートを実施したら起動しなくなってしまった。
とりあえず直せるか故障原因を調べてみる。
故障したのは2.5GのLANが4ポートと10Gbps対応SFP+を2ポート持つWEBコンソールから管理可能なインテリジェントハブ。
2024年12月14日購入、実働約1年4か月で昇天。
状況は星一つレビューにあるSYSランプ高速点滅状態で本体起動せず。
ファームウェアが飛んでいるようにも見えるのでダメ元でFLASHROMからファームウェアが読み出せるか試してみた。
使われていたのはFM26Q16A SOP8PINのフラッシュROMチップ。
私の持っているROMライターで対応していたのでチップを取り外して読み取りできるか確認。
・ROMチップ
・ROMチップ取り外し後
・ROMチップを変換基板経由でROMライターへ取り付け
ROMライターでチップからファームウェアのイメージを読み出し出来たので、過去にファームウェアアップデートに使用したROMイメージファイルと内容の比較をしてみたが、PCのBIOSの様にROMイメージをそのまま書き込んでいない様子。
読み出したイメージファイルの方がサイズが大きく、また内容に一致する部分も確認できるが微妙に内容が異なった。
テキストで読める部分でも食い違いがあるのでアップデート用のROMイメージから書き戻すのは無理そう。
ROMチップ取り外したまま本体電源を入れて状況が変化するか確認してみたがSYSランプ高速点滅状態は変わらず。
このことからROM読み込み前のハードウェアの初期化プロセスに失敗していると判断。
恐らくハードウェア部品の物理的な故障と考えられるが仮に原因箇所を特定しても現状では修理は不可能なのでこれにて原因調査は終了とした。
2026/05/09追記:
障害が発生した状況から電源系の電解コンデンサが容量抜けして起動時の電圧が安定しないためリブートを繰り返しているような気がしている。
使用されているコンデンサの詳細スペックが不明なので推測になるが耐熱105℃ 定格寿命1000時間で周辺温度65℃使用だと凡そ2年弱の寿命となる。
中華製コンデンサと考えると寿命と考えても良さそうなタイミング。
使用されている電解コンデンサは16V 470μF 105℃ 直径8mm 高さ13mmが6個なので全部変えても大したコストにはならないがネット調達すると送料の方が高くなる。
先ずは電解コンデンサを取り外して容量測定をし、容量抜けが確認できれば後日交換用コンデンサの調達を考える。
長期運用を考えるなら個体電解コンデンサに変えてもよいかも?
コンデンサに問題なければMOSFETとかのIC関連と思うので諦める。
追記ここまで
1年4か月の稼働期間は中華製としても短いと思うがまあ仕方ないとあきらめるべきか?
交換用として別メーカーの製品を調達するか悩んだがとりあえず同じメーカーの後継製品を購入してみた。
こちらは設定を変更してもリブートで初期設定に戻るような挙動はない。
思えば壊れた機械は最初から頻繁に設定変更情報が初期化される現象が出ていたので、いわゆるハズレ個体を引いてしまっていたのだろう。
中華製は当たりはずれの振れ幅が大きい気がするので、こいつはどれ位頑張れるのか気になるところではある。
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