マウスのホイールエンコーダの清掃修理
マウスのホイールエンコーダ又はロータリーエンコーダと呼ばれる部品を修理?する。
ホイールスクロール時にちょいちょい逆スクロールするようになってきたのでエンコーダの内部清掃を行った。
以前修理した時はエンコーダを基板から取り外したが今回は基板上に接続したまま実施する。
半田ごて用意するの面倒だったので力技。
1.エンコーダ部分の分離
エンコーダ本体と金属ケースはエンコーダ部分の左右の出っ張りが金属ケースの穴に嵌って固定されている。
なので金属ケース部分の両端を先の細いマイナスドライバで広げてエンコーダ部分を分離し斜めに倒してやる。
2.ローターとローター抑えの金属プレートを外す。
金属プレートはエンコーダの突き出た突起部分にはめ込んでいるだけなので簡単に外れる。
金属プレートを外すとローター部分も外れる。
3.アルコールティッシュで内部清掃する。
内部のローター接触部分が汚れて接触が悪くなってるので汚れをふき取る。
上の写真と比べても分かりにくいが黒い油のような汚れが取れている。
一応田宮のミニ四駆用接点グリスが金属接点の部分に使えるみたいなので購入していたが今回は使用しない。
多分接点用なので大丈夫だと思うが次の機会にテストしてみる。
4.金属ケース部分を修正する。
エンコーダ部分を外すためにケースを歪めたのでラジペン等で元の状態に戻しておく。
5.エンコーダを元に戻す。
修正した金属ケース部分にエンコーダをはめ込んで元の状態に戻す。
修理後は今の所逆スクロールする現象は治まっている。
まあ今回の力技は何回もやるとその内エンコーダを壊してしまうので、部品は1個2-300円程度だから現象が頻発するならエンコーダ自体を交換したほうが良さげな気がする。
しかしホイールクリック用の出っ張りが長いタイプと逆に高さの低いタイプの静音型のタクトスイッチは国内では売っているのを見かけない。
アリエクスプレスなら見かけたので国内でもどこか扱ってくれないかねぇ。
| 固定リンク
コメント