IdeaPadのBios更新したらCPU FANが全力回転したまま回転速度が低下しなくなった件
IdeaPad S340のBiosをAMCN29WWからAMCN31WWへ更新したらなった。
全力回転でめっちゃうるさいので何とかできないか調べてみた。
Bios設定の問題かと思いBios設定でデフォルト設定を適用するも状況は変わらず。
Bios画面でも断続的にCPU FANが高速回転を繰り返している。
CPU FANをコントロールする設定が無いのでBiosからはどうにも制御する方法が無い。
Windows上の制御アプリもなさそうなのでFANコントロールはあきらめた。
取り合えず常時全力回転するわけでもなさそうなので何かの温度センサーで高温となっているのを検知して制御していると仮定。
CrystalDiskInfoとLibreHardWareMonitorで確認するとWDCの内蔵PCIe接続SSDが56℃と温度監視で注意状態となっており、これが原因でCPU FANが全力回転して温度を下げようとしているのではないかと推測。
試しにSSDにサーマルシートを張り付け本体裏ブタと接触して放熱できるように細工してから起動してみるとCPU FANの回転が低下し、高速回転することは無くなった。
現状CrystalDiskInfoでのSSDの温度は56℃から45℃まで低下し、注意状態から正常となっている。
使用状況は更新前Biosの時と変わっていないので新しいBiosはCPU温度だけでなく周辺デバイスの温度も管理するようになった模様。
周辺デバイスの温度を下げようとしてくれるのは良いのだがS340のFANのエアーフローの経路上SSDの冷却は不可能なためSSDの温度は低下せず、その為にFANの全力回転を維持する動作となっていたと思われる。
追記:
推測は間違っていた模様。
その後SSDに負荷をかけて63℃まで上昇した状態でもFANの回転は上昇することは無くちょっとうるさいくらいで収まっている。
結果としてSSDの温度が上昇してもFAN回転数は上昇しなかった。
よって単にBiosからFANのキャリブレーションをしてFANコントロールの学習をしていただけかも知れない。
あとSSDの温度はサーマルシート使用前にどこまで上がっていたか不明だが、サーマルシートを使用している裏ブタ付近は触ってわかるくらいには周りより暖かくなっているので放熱効果は出ていると思われる。
モニターでもサーマルシート使用前ではなかなか下がらなかったSSDの温度が40℃前半くらいまでは素直に下がっていく。
なので現状であれば実用上熱による問題は無いと判断、これ以上の熱対策はしないつもり。
追記終わり
・サーマルシート貼り付け後の状態
いづれにしろPCIe接続のSSDはSATA接続に比較して温度が高くなる傾向があるので放熱対策は気を付けたほうがよさそう。
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