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2022年5月 7日 (土)

Minisforum DeskMini JB95の性能を調べてみた

JB95だけでなくCeleron N5095採用のミニPCが大体当てはまるのではないかと思う。

そもそもN5095を選択した理由の一つに現在使用しているLenovo ThinkCentre M93p TinyのCPU Core i5-4570TとPassmark性能が近かったことがある。
Passmark_i54570tvsn5095
・Core i5-4570T
シングルスレッド:1874
CPU Mark:3136

・Celeron N5095
シングルスレッド:1510
CPU Mark:4010

シングルスレッド性能でN5095がやや劣っているがCPU Mark値では上回っていることになっている。
CPU性能的に近いと思われるので現在M93p Tinyでプレイしている艦これを新調したJB95でプレイしてどうなるか試してみた。

M93p Tiny
M93p_kancolle

・JB95
Jb95_kancolle

i5-4570Tはベースクロック2.90GHzに対して1.39GHz動作で33%のCPU使用率、対してN5095はベースクロック2.00GHzに対して2.81GHz動作で69%のCPU使用率である。
この結果を見るとPassmarkのCPU Markの値はN5095が上回っているが実際のアプリケーション実行性能はi5-4570Tの半分以下しかないと考えられる。
ここまで差が出るのは単純にCPU性能の差なのかそれとも他に何か原因があるのかを探ってみた。

先ずN5095はバースト2.90GHzで動作可能であるが上記テストでは2.81GHzまでしか出ていない。
そこで考えられるのはサーマルスロットリングが発生しているのではないかとという事である。
ミニPCなのでCPU発熱に冷却が追い付いていない可能性がある。

そこでThrottleStepというソフトを用いてその辺りを確認してみた。
ThrottleStepはノートPCやタブレットPCなどでCPUのクロック速度や消費電力など各種制限を変更するソフトである。
今回は各種制限の部分は変更していない。

・JB95低負荷時
Jb95_cpu_clock
HWmonitorでCPU Core 45.0℃、CPUパッケージが52℃
ThrottleStepで温度上限を見ると86℃、パッケージ消費電力上限が8.5W、CPU Clockは2860.82MHzとなっている。


・JB95高負荷時
Jb95_cpu_clock2 
HWmonitorでCPU Core 85.0℃、CPUパッケージが84℃
ThrottleStepでパッケージ消費電力が7.8W、CPU Clockは2606.37MHzとなっている。

ThlottleStepのTS Benchを実行した結果も追加。
Jb95bench
パッケージ消費電力が7.3W、CPU Clockは2071.52MHzとなっている。
CPUが酷使されるとほぼベースクロックの2.0GHz付近まで低下している。
クロックから見ると最大性能の7割弱しか発揮できていない。

CPU温度が85℃を上限に張り付いているのでCPU性能をフルに発揮させるためには先ずは冷却能力の強化が必要な事が判る。
冷却能力を増すために底面に80mmファンを付けることは出来そうだがそれでどの程度改善できるかはやってみないと判らない。
ただ、追加コストを掛けて最大性能を引き出したとしてもi5-4570Tの性能に追い付ける感じでもなさそうなのでコスパを考えると実験以外にやるメリットは薄そうである。

今回の試験で判ったことは現行のCeleronでもカタログスペックでは近い値の第4世代Core i CPUに追い付いていないという事。
シングルでもマルチでもPassmarkの数値に現れない部分でCore i CPUに劣っている様である。
実行性能的にはPassmarkの数値の6掛け位に考えておいた方が妥当に思える。

お遊び用ならともかくそれなりにメインとして使用する予定なら現行Celeronでも避けた方がよさそうな感じである。

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