以前ノートPCの液晶パネルを分解したときの作業メモ
液晶パネルで思い出したので作業メモとして。
大分前なので作業写真探すのに苦労した。
この液晶パネルのバックライトは起動後数分しか持たなかった。
恐らくパネルのバックライト用インバータが劣化していると思われる為、冷陰極管タイプからLEDに交換してみようと考えて分解手順の確認も兼ねて予備調査的に分解した。
分解後再組立てしたら何故か現象が消えてしまい、現状全く問題なくなってしまった為LEDバックライト化を中止した経緯がある。
1.液晶パネル正常状態
3.バックライトを取り外した液晶パネル裏からLEDランタンを光らせた状態
バックパネル外してこのまま使えばよくある透過液晶になります。
パネルに書いてある型番HT12X13-100で調べると中国BOE製の様である。
仕様書では1024x768の解像度で約26万色TFT液晶パネル 信号方式LVDS 20PIN CCFLバックライトとなっている。
CCFLはCold Cathode Fluorescent Lampの略称で記事中でも書いてある通り冷陰極管のことである。
バックライトの最小寿命は10000時間となっている。
1日8時間使用で3年半位か?
昔のノートPCは割とバックライト切れで買い替えになるパターンが多かったが、最近のはLEDバックライトなのでバックライト切れで買い替えはまずない。
またパネルの入手も容易なので仮に液晶パネルがおかしくなってもパネルごと取り換えにできますし。
今更もうLEDバックライト化はしないと思ったので作業メモとして記事化しておきます。
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コメント
失礼いたします。
ジャンクモニターの修理について調べていたらこちらのブログにたどり着きました。
初歩的な質問で恐縮なのですが、
リフレッシュレート240hz対応の液晶割れモニターの液晶パネルを交換する際、
元々リフレッシュレートが144hzまで対応などの240hz以下のモニターに使われていた液晶パネルと交換しても、
交換後は240hzへの対応はできたりするのでしょうか?
投稿: アウさん | 2021年2月19日 (金) 13:49
どうも初めまして。
リフレッシュレートはグラボのFPSと同等と考えてください。
液晶が240Hzなら240FPSまで対応できますが、液晶が60Hzなら240FPSで出力しても
60FPSでしか表示できません。
144HZでも同様となります。
どのような形で交換される予定か判断できませんが、リフレッシュレートが適切でない場合、最悪表示がぼやけたり正しく表示できない可能性もあります。
まあそれ以前に外付けモニターの場合は液晶パネルと制御基板間の配線がメーカー独自規格で情報が公開されていない場合も多く違う液晶パネルを接続する場合は配線ケーブルの自作からしないといけない可能性も高いです。
これは規格に信号線の電気的な定義はありますがコネクタの物理形状に関しての規格が無い為です。
制御基板と液晶パネルの接続はモニタ内での接続で外部機器との接続を考慮する必要が無い為に規格化されていません。
外部と接続する部分はVGAやHDMIやDPなど物理形状と信号線は規格化されています。
この点ノートPCは液晶パネルと制御基板をPCメーカーが社外から調達してして製造する都合上、機器内部での接続とはいえある程度モジュール間の接続が規格化されているので交換は容易となっています。
それでも一部の高リフレッシュレートの液晶パネルは独自コネクタで接続したりしています。
液晶割れしたパネルと同じパネルを探して交換するなら簡単と思いますがそれ以外だと難易度がかなり高くなると思いますがもし挑戦されるのなら頑張ってください。
投稿: rikuzen | 2021年2月19日 (金) 22:56
とても詳しくご返信いただき誠にありがとうございます
ちょっと期待してしまいましたがやはり同じパネルが必要になるのですね。
内部に規格が無かったというのは盲点です。
ノートと外付けで事情が違うというのはなかなか面白い…
正直に申しますと
240hz対応モニタが安く手に入ればというお恥ずかしい魂胆でしたので自作ケーブルについてはぼちぼち考えていこうかと思います。。。
投稿: アウさん | 2021年2月23日 (火) 13:52
コメントどうもです。
外付け液晶モニタの交換用パネルなどは一般的に入手困難なので、同じ型番の故障品を二個一で修理とかが現実的でしょうね。
投稿: rikuzen | 2021年2月25日 (木) 12:31