Acer Aspire L3600-A10を修理する その1 準備編
マウス修理やノートPCのCPU交換を実施以来ハード修理・改造熱が高まった結果、壊れてジャンクと化し放置していたデスクトップPCを多分直せるだろうと修理することにした。
その修理するPCとはAspire L3600である。
マウス修理やノートPCのCPU交換を実施以来ハード修理・改造熱が高まった結果、壊れてジャンクと化し放置していたデスクトップPCを多分直せるだろうと修理することにした。
その修理するPCとはAspire L3600である。
Aspire V3-571のCPUを交換した際にFANが意外にほこりを吸い込んでいることに気が付いたので、もう一台のノートPCもグリス確認ついでにFAN清掃をおこなった。
注意:ここではノートPCの汎用HD液晶パネルを汎用FHD液晶パネルへ交換することを前提にしてます。
Aspire V3-571を1366*768のHD液晶パネルから1920*1080のFHD液晶パネルへ交換できないかと調べていて余りネットにまとまった情報がなかったので調べたついでに自分用のメモとして。
結論から言うと条件付きで可能。
メイン基板から液晶パネルに接続するケーブルがHD解像度までしか対応していない。
ケーブル自体はFHDまで対応したものがあるのでケーブルが調達できれば交換できる。
以下液晶パネルの基本的な説明。
この時代の液晶パネルは信号規格にLVDSが採用されており、コネクタは40PINが採用されている。
しかし解像度によって映像用ケーブルの配線数が異なっておりHD解像度の場合は40PINのうち20PINの信号線しかケーブルに配線されていない。
それ以上の解像度の場合は40PIN全部の信号線が配線されている。
なので1366x768の液晶パネルを搭載しているノートPCは映像ケーブルの信号線は20PINしか配線されていないと考えられるので同じモデルでFHD液晶パネルを採用したタイプがあればHD液晶パネル採用のモデルでも全ピン配線されている映像ケーブルが入手できれば交換できる。
元々FHD液晶パネルのモデルがラインナップになかった場合、交換は難しくなると考えられる。
以上を簡単にまとめると以下の通り。
・物理コネクタは40PIN
・信号規格はLVDS
・使用配線数
HD(1366x768)までは20PINだけ使用
FHD(1920x1080)までは40PIN全部使用
・映像ケーブルは40PIN配線と20PIN配線の2種類ある
・20PIN配線の映像ケーブルではFHD液晶パネルは接続できない
注:接続は出来るが映像入力のない液晶ラインが縦の白い線になって表示がされるようだ。
私が参考にした記事では映像表示と白い線が交互の縞模様になっていた。
最近の液晶パネルは信号規格にeDPが採用されており上記の規格とは互換性がない。
コネクタも30PINと40PINの2種類ありFHD解像度までが30PIN、それ以上の解像度であれば40PINのコネクタが採用されている。
(一応20PINのコネクタも存在する様だが見たことが無いので多分気にしなくてもよいと思う)
また40PINコネクタのeDP信号の規格には2015年以降に従来のeDP信号の規格に加えてお互いに互換性のない2つの規格が採用されている。
以下40PINで新たに採用された2つの規格の説明
・40PIN eDP Touch
30PINは従来通りFHD表示用の信号線、残りはタッチパネル用の信号線として使用。
タッチパネルが液晶と一体化しているパネルで採用されている。
・40PIN eDP QHD+
40PIN全部を映像用の信号線として使用。名前通りQHD(2560x 1440)以上の解像度を持つパネルに採用されている。
あと30PINでもFHD解像度ではなくHD解像度までしか対応していない場合があるらしい。
これはeDPの仕様上30PINではデータ転送に2レーンまで使用できるが1レーンしか使用していない場合の様だ。
多分ハード的な仕様の制限になると思うので同じノートPCの機種バリエーションにFHD搭載モデルが無い場合は注意が必要、HDからFHDに液晶パネルを交換できるかはやってみないと判らないと思われる。
最近のノートPCに同一機種のバリエーションでFHD解像度のモデルが無い場合はほぼ無いと思うので多分気にしなくてもよいと思うが。
依って以上からノートPCの液晶パネル交換を行う場合に確認するべき点は以下のようになる。
1.パネルの信号規格
・LVDS
・eDP
2.コネクタピン数
・LVDS 40PIN
40PINの信号線配線数(20PIN or 40PIN)
・eDP 30PIN or 40PIN
内部使用レーン数(30PINは1~2、40PINは1~4まで論理的に使用可能)
40PINの場合の信号規格(eDP Touch or eDP QHD+)
3.コネクタ位置
・パネル左下側 or パネル右下側
上記以外の例外として
・ゲーミング用の120Hz駆動の液晶パネル向けLVDS 50PINコネクタ
・LEDバックライト以前の蛍光管バックライト方式向けLVDS 20PIN or 30PINコネクタ
・MacBook(LVDS/eDPともに独自仕様コネクタ)
がある。
市販されている一般的なノートPCの液晶パネルは大体液晶パネルメーカーの量産品が採用されているので上記の点を気を付けて選べば交換用液晶パネルの説明文に自分のノートPCのメーカーや対応機種がなくても交換が可能。
但しノートPCの天板へ液晶パネルを固定するネジの位置が部分的に合わない場合があるのでその点は事前確認が必要となる。
また一部のノートPCでは液晶パネルにネジ止め部が無く天板に両面テープで固定しているモデルもある。
その場合はネジ止めタイプではないパネルを選択する必要がある。
MacBookに関しては独自仕様のコネクタを採用しているので汎用液晶パネルへの交換は不可。
あと余談だがeDPの規格に物理層の規定は無いみたいなのでeDP40PINがLVDS40PINと同じ物理コネクタを採用している場合もあるらしい。
まあそもそもeDP40PINとLVDS40PINを見比べたことが無いので実際の物理コネクタがどう違うか知らないのだが。
因みに私のノートPCに搭載されている液晶はLP156WH4(TL)(A1)であった。
視野角と発色が微妙に良くないので解像度が同じIPSタイプに変えるのはありかもしれない。
最後になったが今回は以下の手順で調査を行った。
・HWiNFOというソフトで液晶パネルの情報を確認
Acer Aspire V3-571
信号規格がLVDSではなくeDPタイプのパネルの場合、以下の様に”Advanced parameters”の項目に”Digital Video Interface Standard Supported”が表れて”DisplayPort”と表示される。
例:Dell Inspiron15
・Laptop screensというサイトで液晶パネルのコネクタ形状とコネクタ配置場所を確認
V3-571の液晶パネルの場合、15.6インチ HD LVDS 40PINコネクタでパネル左下配置となる。
Laptop screenで見つからないときはpanelook.com辺りで探すか型番でググってみる。
Inspiron15の場合は15.6インチ HD eDP 30PINコネクタで右下配置となる。
コネクタの形状からFHD以上の解像度のパネルへの入れ替えは出来ない事が判る。
一応Inspiron15のモデルバリエーションにFHD搭載モデルがあるのでHDからFHDへの載せ替えは可能そう。
2020/10/4追記
DELL FVGPPのパネルをFHDパネルに交換した記事を作成
押入れを探し物していたらWindows3.0AとWindows3.1とWindows95のインストールFDが出てきたので記念に記事を書いておく。
スクロール中に頻繁に逆スクロールする為お蔵入りしていたマウスだが、前回静音マイクロスイッチを交換した際にホイールエンコーダを分解修理している記事を発見した。
元々ダメなものなので私もダメ元で今回修理してみた。
という名のメモ書き。
進捗は随時追記・記載の予定。
作業結果としてCPUを交換してV3-571 H54DはV3-571 H78F相当のCPU性能となった。
以下本文
----------------------------------------------------------------------
最近のコメント