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2018年10月14日 (日)

GB-BACE-3000-FT-Sのファームウェアをアップデートする

タイトル通りGB-BACE-3000-FT-Sのファームウェアをアップデートする(した)。

実はこのPCは致命的な欠陥があって、OSから再起動を掛けるとBIOSを正常に起動できずPCがフリーズするのである。
この為Windowsのアップデートで再起動が発生する度にフリーズ状態で止まっており、気が付かないと暫くそのままで放置している場合があったのである。

1705222001

ところでamazonではこの型番で売られていたが、このPCの型番は実はGIGABYTEのホームページでは検索しても出てこない。
20181014_195551

で、実際にPCに記載されている型番(左上)は上記と違いGB-BACE-3000-FT-BWUPとなる。
(下のGB-BACE-3000-FTはベースとなったベアボーンの型番)
181014001

しかしこの型番でもGIGABYTEのホームページでは検索しても出てこない。
20181014_195540

結局どの型番で出てくるかというとGB-BACE-3000-FT-BWとなる。
20181014_201230

ここでまた問題になるのはBIOSファイルである。
せっかくここまで来ても、このページで見る限りBIOSのアップデートツールはあるが、BIOSファイルがないのである。
20181014_201301

ほんとに無いのかベースとなったベアボーンのGB-BACE-3000-FTを調べようとするも、これまたHPで検索してもヒットしない。
20181014_202120

結局ベースとなったベアボーンの型番はGB-BACE-3000であった。
20181014_202628

一応ここにはアップデート用のBIOSファイルがある。
20181014_202717
何故ベアボーンの所にはBIOSの更新ファームウェアがあって製品版の方には無いのかとかメーカ型番で検索に引っかからないのかとか疑問だが、どうもこの製品版PCは日本限定?発売っぽくて単にHPのデータベースへの登録や更新を忘れられているだけの様な気がしている。
何故そう判断したかというと全部の言語のHPを調べたわけではないのだが少なくともアメリカや中国、台湾向けのHPを表示させるとこの製品のページがないからである。
いずれにしろデータ更新管理ガバガバやなGIGABYTE。

話がそれたが、結論から言うとこのファームウェアを適用することによって再起動後にPCがフリーズする事は無くなった。

ただUEFIのファームを手動アップデートしたのは初めてだったので、Windows上からアップデートする際にミスって再起動したらSATAのHDDが見えなくなっておりeMMCからのOS起動もできなくなっていた。
幸いBIOSは起動しておりUSBデバイスからの起動もOKだったのでUSBメモリ起動のDOSメディアを作成し、DOSからバッチファイルでもう一度BIOSのアップデートをやり直したら復旧できた。
結局作業時間5時間ちょいのうち大半が復旧作業に掛ったのでめんどくさがらずに最初からDOSからアップデートしとけばよかったのである。

2020/08/09追記:
実はGE-BASE-3000用のBIOSでは内蔵eMMCがサポートされておらず見えなくなっていた。
HDD運用に変えていたので実害はなかったが。
しかし久し振りにGIGABYTEのHP見たらGE-BASE-3000-FT-BW用のBIOSが出ていたので適用してみた。
Gbbace3000ftbwbios
前回とは違い内蔵のUEFIコンソールからスクリプトファイルを実行する形式に代わっており、アップデート自体は大したこともなく終了。
再起動すると内蔵eMMCがドライブとして認識されていた。
またそもそもアップデートする切欠となったOSからの再起動操作でBIOS初期化が失敗して起動できなくなる現象は改善されていた。
とはいえ、置き換え用に別PCを購入したのでもう使う機会はあまりなさそう。
そもそも置き換えようと思った理由はCeleron N3000では頻繁にCPU使用率が100%に張り付いて作業にストレスを感じる事が多くなったからだ。
基本的にCPUの性能がPassMarkで1000切るものは現状使い物にならないと思う。
Celeron N3000で649,入れ替え用PCがi5-4310Mで3220なのでさすがに快適となった。

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