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2007年3月22日 (木)

airproxyを設置する

前回試したairproxyを自宅サーバに設置してみたのである。

ただ単純に試してみたいだけなら、airproxy.exeを実行するだけでサービスが開始される。
インストーラでサービスに登録すればPCを起動した際に自動でサービスが開始されるようになる。
但しインストーラではインストール先はC:\Program files¥以下に固定されてしまう。
私はProgramはDドライブにインストールする主義なので、インストール先は選べるよう改善して欲しい物である。

もちろんサービス開始後はルータでproxyに使うポートを空けてやらねばならない。


インストール後に色々試してみたのだが、どうも我が家のサーバにはairproxyの初期設定では処理が重すぎるらしく、純粋にPCからproxyを通して速度測定してADSL回線にもかかわらず速度が80kbpsとかとんでも無い値が出てくるのである。

どうも画像の圧縮処理に恐ろしく時間が掛かっているようなのである。
この為、W-ZERO3esからアクセスしても応答が全く安定しないのである。

このままでは使い物にならないので、画像圧縮の度合いやタイプ等を替えて実用になりそうな所を探ってはテストを繰り返したのである。

その結果取り敢えず以下のように設定する事となった。
Airproxy_settei

見ての通りこの設定でパケットが6割方削減できている。
サーバの応答もほぼ問題ないレベルに収まっているので当面はこのまま運用する予定なのである。


所でこの設定はweb上から動的に変更できるのだが、最初どうしてもこの設定画面を出すことが出来ず大変困ったのである。

判ってしまえば簡単なことだったのだが、webブラウザでairproxyのサービスポート(初期値で8080)をproxyに設定した状態でweb.portで設定しているポート(初期値で80)にアクセスしなければいけなかったのである。
私はproxyを設定せずにweb.portに設定しているポートへアクセスしていたので設定画面が出なかったのである。

つまり自宅サーバのURLがhogehoge.com、proxyのサービスポートを8080、web.portを8088と設定した場合、ブラウザでhttpのproxy先をhogehoge.com:8080に設定し、ブラウザのアドレスバーにhttp://hogehoge.com:8088/とと明示的に指定してアクセスしてやらなければwebの設定画面を呼び出せないのである。

もちろん8080、8088ともルータで空けておくことは当然なのである。

さて問題はこれでどれほどパケット料が削減されるのかなのである。
もちろんサイト表示も(多分)早くなってレスポンスの改善効果も有る(筈だ)から十分設置する意義はあるのだが、ぶっちゃけこれで月2100円以上のパケット課金ならデータ定額よりリアルインターネットプラスにした方が安上がりなのでコース変更も視野に入れる必要があるのである。
もちろんデータ定額は4X、リアルインターネットプラスは2Xと言う速度の違いがあり、この辺りがどうレスポンスに影響するかも試して見ないと判らない部分である。

最適なプラン選択はいろいろ難しいのである。


PS:
airproxyと同じ事をdelegateとImageMagicでやってしまおうという記事も見かけた。
delegateとImageMagicはサーバPCにインストールされているので自鯖でやることは可能そうである。
まあやるかどうかは判らんが。
設置のお手軽さはairproxyが上そうである。

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