ちょっとばかしリンクフリーについて考えてみた。
今の世の中、インターネットといえばウェブであろう。
IEもFireFoxもOperaもみんなウェブを表示する為のソフトである。
皆さんも普段インターネットで見ているサイトのほとんどはウェブサイトではなかろうか。
ホームページもブログもみんなウェブサイトなのである。
なにせブログとはウェブ上のログであるウェブログが短くなって出来た言葉である。
でもウェブて何なのであろうか?
皆さんは考えたことがあるだろうか?
ウェブとはワールドワイドウェブつまり英語でWorld Wide Webである。
略してWWW又は単にWebと呼ばれている。
World Wide Web=世界的なクモの巣
まあ読んで字の如しである。
ここでいうクモの巣を構成する糸はもちろんハイパーリンクのことである。
要するに世界中のサイトにクモの巣の如くハイパーリンクの糸を張り巡らそうということである。
最初にウェブを作った人はそう考えていたという事である。
つまりウェブとはハイパーリンクを張ってこそのウェブなのである。
糸の無いクモの巣などクモの巣ではないのである。
だからリンクフリーなどと断るまでも無くウェブでリンクを張ることは当たり前なのである。
これが前提であるから海外のサイトはいちいちリンクフリーなどと書いてないのである。
しかし日本でウェブが広まり始めるとこういう前提を知らない人間が出てきた。
いちいちリンクの度に問い合わせが有るのも面倒なのである。
そこでサイトのページにこのサイトへのリンクはフリーですよと親切に書いて置いたわけである。
しかしこの書き置きが誤解を招いたのである。
リンクフリーと書いていないサイトはリンクフリーではないと思い違いをする人達が出てきたのである。
だがこの様な人が少数であった頃は誰かしらに間違いを指摘されて気が付いていたのだ。
こうしてインターネットではリンクフリーという概念が共有されてきたのである。
そこへ昨今のインターネットブームにより大量のインターネット初心者が流れ込んできた。
今まで携帯でネットをしていた人達である。
携帯でネットといってもキャリアの中の閉じられた世界でのことである。
キャリアが用意したサイトに接続し情報を受け取り、メールだけが情報を発信する手段である。
当然情報の発信範囲も仲間内の限られた範囲となるのである。
よって仲間内以外からメールが来る事もそう無く、来るとしたら間違いメールか迷惑メール、チェーンメールの類となるのである。
(チェーンメールは仲間内から送られてくる訳であるが)
だからこの人達にとって情報の交換とは仲間内の限られた範囲での閉じた世界の認識となるわけである。
なのでインターネットの世界にやってきて携帯の時と同様に、仲間内の情報交換のノリでホームページやブログを始めてしまう訳なのである。
ここでインターネット上で、インターネットのリンクの概念を持つ人達と携帯のメールを中心とした情報のリンクに馴染んできた人達との間に認識のギャップが生じる事になるのである。
前者は他者との情報のリンクは当然なのであるが、後者は他者からの勝手なリンクは不快に思うわけである。
何せ勝手に来るリンクとは迷惑メールに他ならないからだ。
そこで知らない人が勝手にリンクするとは失礼な!となるのである。
これはもう認識の違い、インターネット文化と日本の携帯文化の違いであるからどうしようもないのである。
異なる文化の出会いは必ず摩擦を生むものなのである。
現状二つの認識が存在している以上、リンクを張る際には気を付けねばならない。
リンクフリーと明記していない以上どちらの考え方か判らないからである。
よって私は大量のインターネット初心者が個人サイトを開いている現状では、リンクを張る場合に相手方に確認してから行う方が嫌な思いをする事が少ないと考えるのである。
もちろんこれは私の個人的意見であるので、皆さんのそれぞれのポリシーに基づきリンクを行なって頂ければ良いのである。
しかし上でわざわざ個人サイトといったのは、企業サイトは除くからである。
少なくとも企業が世界に向けてサイトを開く以上、自分ルールは許されないと思うからだ。
インターネットにサイトを開く上で、インターネットのルールを知りませんでしたでは済まないのである。
リンクを基盤としたシステムであるからリンクされるのは当然、どうしてもいやならリンクを弾く手段も有るのである。
そういう手段を採っていない以上、無断リンクお断りなど屁のツッパリにもならないのである。
しかも無断リンクは著作権の侵害だなどと言っていたサイトもあるが、侵害にならない事を公的機関が明言しているのである。
インターネットとは開かれた情報交換の場である事が最大の魅力である。
その開かれた場であえてMIXI等の閉じた情報交換を行うサービスもあるが、私はこれらがインターネットの主流になるとは思えないのである。
本来の精神に則って自由にリンクする事で嫌な思いをすることがない様、リンクフリーという概念が広く共有されることを望むのである。
もちろんこのサイトはリンクフリーなのである。
あえて書いてないけどね。
どんどんリンクして頂きたいのである。
余談であるがリンクフリーとは和製英語なのである。
国外では通用しないからご注意を!
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