前回はVirtualPC上のWindowsXPにNeonメールサーバでメールシステムを構築した。
今回はそれをサーバマシンとするWindows2000へ構築しなおす事とした。
構築自体は前回実施した手順を繰り返すだけなので、問題なく終了。
ローカルからメールサーバの動作確認を実施した。
特に問題なく終了となればよかったのだが、ここで問題が発生した。
サーバにメールクライアントからアクセスできないのだ。
メールのサービス自体は起動しているのだがどうしてもダメである。
なんとなく原因らしき物は想像できるが、今回は原因を追求するより他のソフトでメールサーバを立て直す事にした。
理由はNeonメールサーバのメール管理機能が貧弱だったからだ。
お試しに構築するには良いが、実際運用するにはいろいろ制約が多そうである。
そこで今回はxmailserverでメールシステムを導入しなおす事にした。
またまたVirtualPC上のWindowsXPに導入テストである。
環境構築は本来CUIでの編集になるのだが、xmailserverをGUIで環境構築してくれるXmailCFGというスクリプトがxmailserver.jpに公開されており、今回はこれを利用させてもらった。
このサイトには他にWebブラウザからxmailserverにアクセスし、メールの送受信が行えるK4というスクリプトも公開されている。
K4もXmailCFGから管理でき、Neonメールサーバより数段使いやすいシステムが組めそうである。
ただしGUIから管理する関係でWebサーバが必須である。
ついでにperlの実行環境も必要である。
今回WebサーバにAn httpd、perl実行環境にはActivePerl-5.8.6.811を用意してメールシステムの構築を開始した。
構築自体はそう難しい事はなく、わりあいスムーズに進行した。
XmailCFG導入後、Webからアクセスをすると以下の様なページが開く。

最初に左側メニュー下の”基本セットアップ”から初期設定を実施する。
その後”ドメインの管理”から自宅サーバのドメインを登録、”ユーザの管理”でメールアカウントを登録していく。
やはり自前のメールサーバを立てる最大のメリットは、好きなメールアドレスを自由に登録できる事だ。
しかも個人情報の漏洩が問題になる昨今、自分でメールアドレスを設定できる事は大きなメリットがある。
現在Web上での各種サービスを利用する際、メールの登録は必須になっている。
しかも無料メールのアカウントでは、はじかれて登録できない様になっている場合も多い。
だが自前のメールサーバなら登録専用のメールアドレスを用意する事もできるし、登録サイト毎にメールアドレスを変えることも出来る。
だから信用できないサイトにメールアドレスを登録する際には特に有用である。
もしメールアドレスの流出がおきて迷惑メール(俗にいうSPAM MAIL)が来る様になっても、そのメールアドレスを抹消すればよく、しかも流出元となったサイトの特定も出来る。
ちなみにSPAMの語源はあの肉の缶詰のSPAMからである。
事ある毎にやたらSPAMの缶詰を売り付けようとしたコントから、しつこくやってくるうっとしいメールをSPAMと呼ぶようになったらしい。
(嘘か本当か気になったら自分でググって調べてみるべし)
本題に戻って次に、登録したメールアカウントに個別設定を行う。
ここで下図の”管理オプション”にある”K4アクセス権”でK4を利用する設定にしておくと、Webブラウザからメールアカウントにアクセスできる。

下の図はWebブラウザからK4にてメールアカウントにアクセスした画面である。
Login画面

メールの管理画面

この後、ファイアウォール環境のメールクライアント(要するにポート25と110が閉じられている状態)からメールの送受信が出来るように、SMTP・POP3のプロキシソフトを導入してみたのだが受信しかうまく機能しなかった。
An httpdにもSMTP・POP3のプロキシ機能があるのでその辺もいずれ試してみようと思う。
またその辺の詳細については、いずれ正式に自宅サーバを立ち上げた際にコンテンツとして纏めたいと思う。
これで今の所
・Webサーバ
・メールサーバ
の立ち上げテストは終わった。
以前にBBSの立ち上げテストは終わっているので、あとは
・FTPサーバ
・Blogサーバ
である。
しかし、実は今自宅のテスト用サーバPCにSoftEtherを導入している。
これでインターネット上から自宅LANにVPNを張れる環境になっているので、個人的にはFTPサーバを立てるメリットはほとんどない。
試験的にはFTPサーバを設置するかもしれないが、当分先になりそう。
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