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2010年11月11日 (木)

Hybrid W-ZERO3のBluetooth機能を使ってみる

PCとUSB接続するとUSB-HUBの給電能力では本体への充電が追いつかないと言うことが判ったのでBluetoothで何とか出来ないか考えてみた。

まず最初に考えたのは灰鰤をBuletoothモデムとして使う案である。

利点は今まで使っていたアドエスと同じくPCからダイアルアップしてインターネットへ接続する方式なので、今までと使い方を変える必要がないという点である。

しかしこれには1つ致命的な問題があることが判った。
ダイアルアップは3G回線しか使えないのである。
個人的に3G回線は封印して使っているので、PHS回線が使えないBuletoothモデム方法では駄目なのだ。

次に考えたのが無線LAN接続で使う案である。
付属WifiSnapを使えばad hoc接続の無線LANからインターネット接続を共有出来るのである。

しかしこれにも致命的ではないが欠点がある。
無線LAN接続はBluetoothより電力消費が多そうなことである。
あとWifiSnapが有料なので30日間の試用期間が過ぎたら購入しないと使えなくなるのである。
一応前回記事でふれたDeleteCEを使えばある程度の対応が可能だが、DeleteCE自体がすべてのプロトコルに対応している訳ではないので使えないアプリケーションも出てくる。

そうこうしている内にもう一つの案が出てきた。
Buletooth接続するがモデムとしてでなくPAN(Personal Area Network)接続して使う案である。
PAN接続とは簡単に言うとBluetoothを無線LANとして使う方式である。

幸い灰鰤はPAN Profileを持っているのでPAN接続自体は問題ない。
また灰鰤のインターネット共有はUSB接続とPAN接続をサポートしているのでUSB接続経由と同じ使い方が出来る。

PAN接続の方法はこちらのサイトの記事を参考にさせてもらった。

折角なのでPC側での接続までを説明しておく。

1.まずBluetooth ManagerのBluetooth設定を立ち上げる。
20101111_001634001

2.Bluetooth設定画面左下の新しい接続ボタンを押すと下のウィンドウが現れる。
20101111_022113

3.カスタムモードを選択し次に進むとWS027SHが見つかる。
20101111_020030
もし見つからない場合は灰鰤本体のBluetooth設定のモードタブにある”このデバイスを他のデバイスからも検出できるようにする”にチェックが入っているか確認すること。
多分チェックが入っていない筈である。

4.次に進むと使用するサービスを選択する画面になる。
20101111_020015_2
ダイヤルアップネットワークは多分Bluetoothモデムとして使うときに選ぶのではないかな?
ここではモデムとして使わないのでネットワークアクセスポイントを選ぶ。

5.次に進むと接続構成の名称とアイコンの設定画面になる。
20101111_020051
今回は名称は特に変えずアイコンだけ変えてある。

6.ここで次に進むとBluetooth設定の画面にアイコンが現れる。
20101111_001634

ここまでで一応登録は終了である。

次にアイコンをダブルクリックすると灰鰤へ接続することが出来る。
この接続の際に一番最初は下記の様なパスコード入力画面が現れる。
20101111_020136
ここでパスコードを入力してやるのだが、このコードに別に決まった物はないので好きな様に設定するのである。

とはいえひとつ問題があって私はここでちょっと引っかかった。
ここでのPC側の認証タイムアウトの時間が短すぎてちょっと長めのパスコードを設定すると、灰鰤側でポップアップ画面が開き同じコードを入力してやらないと行けないのだが、入力し終える前にPC側で接続が拒否されたとポップアップが出て接続に失敗してしまうのだ。
タイムアウト時間は変更する方法が無さそうなので仕方なく短めのパスコードに変えてOKとなった。

後もう一つ、先に灰鰤側でインターネット共有でPAN接続を選んでインターネットへ接続しておかないと、パスコードが通っていても接続が蹴られてしまい接続に失敗してしまう。

これはどうも灰鰤側PAN接続のLANポートを有効にするにはインターネット回線がアップしていないといけないみたいで、そのためにインターネット接続していない状態だと機器間をPAN接続してもPC側のPAN接続用LANポートもアップ出来ない為でないかと推測する。

以上ここまで問題なく進めばPCのネットワーク接続にBluetooth Personal Area Networkの接続が出来ているはずである。
20101111_001316
上の図は私のPCでの例であるが中程の赤線を引いた接続がそうである。

とにかくこれで灰鰤の充電問題とPCからのインターネット接続については解決しそうである。
現状の灰鰤の外部接続を分かり易く纏めてみると以下の様になる。
Photo

因みに今回PAN接続のLANポートに割り当てられているIPアドレスは192.168.0.153、デフォルトゲートウェイが192.2168.0.1なのである。
灰鰤側IPアドレスはUSB接続時と変わっていないがPC側は違っている。
PC側でのLAN接続速度は3Mbpsと出てくる。
灰鰤側では100MbpsLANとなってはいる様だが。

それと灰鰤では無線LANとBluetoothは同時使用できない様だ。
どちらか片方しか切替ツールでONにすることが出来なかった。
つまりBluetoothでキーボードとマウスつないで無線LAN経由でインターネットとかは駄目と言うことである。
まあ、そんな事する酔狂な人はごく少数であろうが。

それはさておき、上記構成でPCからインターネットしつつ灰鰤で音楽を再生してヘッドフォンに転送して聞いても特に問題無さそうだったのでしばらくはこれで行く予定である。


PS:
余談であるが、現状私のPCのLANは有線で4ポートまで使用可能である。
つまりフルにLAN接続すると有線・無線合わせて6ポートも使える状態である。
これに仮想LANも含めると7ポートである。
もちろん論理的にも接続に問題ない。
さすがに7ポート同時に使うことはないが、3ポートくらいなら割と同時使用する場合があるのである。
複数LANポートがあると色々テストに便利であるのですよ。

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